私は会社からの立場でお客様へ接するのではなく“人として” 接することを常に大切に考えています。
それは、何か相談したいと思ったら、家のことでなくても「安岡さんところに行ってみようか」と頼られる、近くに住む親戚のような存在。
地域に密着し、安岡工務店と関わることで人生がより豊かになるような関係を目指しています。
安岡工務店は、昭和38年安岡恒己がここ北九州の地で創業いたしました。
私は幼いころから父や親戚の仕事を見て育ち、高校時代は体力アップも兼ねて部活の合間に現場を手伝い、この仕事も悪くないなと思い(今振り返ると生意気ですね。笑)建築科へ進みました。
社会人になり、安岡工務店へ入るのではなく北九州を出る道を選びました。
当時、断熱などの建築技術も進んでいた北海道へ飛びハウスメーカーで営業・設計・現場とすべてのセクションの実績を積み、家づくりの構造、技術から資金計画の提案方法またハウスメーカーの良いシステムなど全ての流れを学び平成13年北九州へ戻ってまいりました。
それから12年、父の元で現場清掃からスタートし平成25年8月、社長へ就任いたしました。
安岡工務店は、昭和38年から延べ780邸以上家を建てており、そこには大切なお客様がいらっしゃいます。
今から出逢うお客様はもちろん、今まで家を建ててくださった780邸以上のお客様の為にもこれからも会社を健康な状態で存続させていくこと、
また建築職人の技術の向上と未来への継承は3代目の使命のひとつであると考えています。
私たちは、単に家を建てることを目的としていません。
安岡工務店が建てる家は
“ 家族の心も身体も幸せに暮らせる家 ”
であることを前提に、打ち合わせや提案を行っています。
売りたいがためにギリギリまでディスカウントもしませんし、お客様によって価格を変えたりもしません。
極端な例ですが、総理大臣がきても超有名人が来ても価格は変えません。
お世辞を言ってその場を盛り上げる営業技術もありません。
そのご家族にとって、本当に良いと思った提案をシンプルにお伝えいたします。
30年先を見据えた提案、次世代につながる家づくりを心掛けていますので、ご家族の将来の計画に踏み込んで言いにくいこともお話しする時もあります。
家を建てるご家族は真剣に相談しにいらっしゃいます。
ですから、私たちはそれに本気で答えていきますし、毎回真剣に向き合います。
私たちの家づくりや提案は、ネームバリューを大切にするブランド志向な方や、お金だけ払って現場に足を運んでいただけない、家の打ち合わせができない方は建てられません。
一方では常に私たち自身も危機感を持ち、常に変わり続けるお客様の価値観や時代に合わせ私たちの技術を磨き続けること、
先の時代を読む力を大切にしています。良い家は、現場づくりから始まると考えているからです。
“四方よし”に繋がりますがスタッフやパートナーに常に言い続けていることがあります。